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Re: 副作用(手指のこわばり、関節痛、バネ指)について

 投稿者:フィット  投稿日:2013年 1月 9日(水)12時04分57秒
返信・引用
  > No.54[元記事へ]

ひげの父さんへ、

情報ありがとうございました。
この手指の症状が出始めたので、まずはリュウマチを疑いかかりつけのお医者さんで血液検査等で調べていますが
今のところ、そうではないような結果です。それが理由でホルモン治療薬の副作用の可能性を疑い始めたという
次第です。おっしゃるように「その他の副作用」ではあまり真剣にとりあってくれないかも知れませんが、近々泌尿器科の主治医に相談してみようと思っています。その結果を後日ご報告します。

フィットより。










>  フィットさん
> デガレリクス(ゴナックス:アステラス製薬)の副作用については詳しくないのですが、
> 公開されている「薬品情報」ならびに「添付文書情報」は下記のサイトからを見ることができます。
>  ・ゴナックス皮下注用(120mg)http://www.e-pharma.jp/dirbook/contents/data/prt/2499412D2020.html
>  ・ゴナックス皮下注用(80mg)http://www.e-pharma.jp/dirbook/contents/data/prt/2499412D1024.html
>
> 「関節痛」に関しては「その他の副作用(頻度5%未満)」に含まれているようです。
> 「その他の副作用」というのは、医薬業界では「さほど重大ではない副作用」という意味になるようですが、
> 重大かどうかは、結局、患者の判断しだいということになるのでしょう。
>
> ゾラデックスを同種のリュープリンに替えるとどうなるか、新薬のゴナックスに替えるとどうなるかは、
> 主治医の先生とも良くご相談ください。
> 薬の副作用がコントロールできない場合は、精巣摘除術という手も考えられないことはなさそうです。
 
 

副作用(手指のこわばり、関節痛、バネ指)について

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2013年 1月 8日(火)23時53分19秒
返信・引用 編集済
   フィットさん
デガレリクス(ゴナックス:アステラス製薬)の副作用については詳しくないのですが、
公開されている「薬品情報」ならびに「添付文書情報」は下記のサイトからを見ることができます。
 ・ゴナックス皮下注用(120mg)http://www.e-pharma.jp/dirbook/contents/data/prt/2499412D2020.html
 ・ゴナックス皮下注用(80mg)http://www.e-pharma.jp/dirbook/contents/data/prt/2499412D1024.html

「関節痛」に関しては「その他の副作用(頻度5%未満)」に含まれているようです。
「その他の副作用」というのは、医薬業界では「さほど重大ではない副作用」という意味になるようですが、
重大かどうかは、結局、患者の判断しだいということになるのでしょう。

ゾラデックスを同種のリュープリンに替えるとどうなるか、新薬のゴナックスに替えるとどうなるかは、
主治医の先生とも良くご相談ください。
薬の副作用がコントロールできない場合は、精巣摘除術という手も考えられないことはなさそうです。
 

Re: デガレリクス(ゴナックス)発売開始

 投稿者:フィット  投稿日:2013年 1月 1日(火)18時33分25秒
返信・引用
  前立腺全摘手術後、放射線外部照射を64グレイ実施、その直後からカソデックスを服用し、約1年後にゾラデックスに移行し、現時点で半年が経過しています。ゾラデックスに移行した時期はちょうどデガレリクスの使用が許可された時期に相当します。この新薬の効果や副作用などの詳細な情報はあまり目にしませんが、ゾラデックスでは(私の場合に)問題になっている副作用がデガレリクスでは現れない、というような違いは期待できるのでしょうか。現在問題になっている(悩まされている)種々の副作用の中で最も大きなものは、手指のこわばり、関節痛、バネ指です。ホルモン療法の薬をデガレリクスに変えることで、何とかこの問題(悩み)が解消されないものかと思っています。何か参考になる情報がありましたら是非ご教示ください。年齢は現在63歳です。以上





> テストステロンの産生を抑制する前立腺がんの治療薬デガレリクス(ゴナックス=GnRHアンタゴニスト)が、昨日(10/23)より発売開始となりました。我国では本年6月末に世界で60番目に承認された皮下注射薬です。(FDA承認は2008年12月)
> http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/201210/527349.html&cnavi=1
> これまでは、前立腺がんのホルモン療法(アンドロゲン遮断療法)と言えば、ほとんどの場合LH-RHアゴニスト(リュープリンやゾラデックス)が、単独もしくはビカルタミド(カソデックス)等との併用で用いられてきましたが、デガレリクスは、LH-RHアゴニストに比べ、PFS(無増悪生存期間)で優位性を示したことや、要注意とされてきたフレアアップ現象(一時的なテストステロンの上昇)もなく取扱がより単純になるので、ホルモン療法のファーストラインとしてLH-RHアゴニストに置き換わる時期もそう遠くではなさそうです。
> LH-RHアゴニストに対して耐性が生じた場合、セカンドラインとしてデガレリクスが有効かどうかは、現時点で情報がありません。(私見としては難しそうに思っています)
>
> 参考:アゴニスト=類似薬、アンタゴニスト=拮抗薬
 

米長邦男さんのご冥福をお祈りします

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年12月19日(水)01時12分26秒
返信・引用 編集済
  トップページに米長邦男さん(永世棋聖)の写真を掲載しておりましたが(同意済)
残念なことに今日訃報が入ってきました。
死因はやはり前立腺がんとのこと。
2007年にPSAが4を超え、2008年(翌年)にPSA=7.3となったところで、治療を決意。
東京女子医大で、放射線治療=「高線量率組織内照射(HDR)と外照射」を受けられました。
GS(グリソンスコア)=6ですから、がんとしては良性のほう。
体験記「癌ノート」によれば、骨シンチで左大腿部に転移らしきものがみつかり冷やりとしたが、
これはあとの検査で否定されたとありました。
限局がんという最終診断だったはずですが、こうも進行が早いということは、
あるいは始めからどこかに微小転移があったのかも知れません。
「最善の一手」を打ったという話は、講演などでも言われていたのですが、
その後再発したと言う話も聞きかじってはおりました。
ただ、このぐらいの症状でこうも早く世を去ってしまわれるとは予想外でしたし、ほんとうに残念です。
心よりご冥福をお祈りします。
 

NHK「がんワクチン」追記

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年11月19日(月)17時02分19秒
返信・引用 編集済
  この番組の感想は先に記しましたし、免疫療法やがんワクチンについては、
基本的にはまだ「闇」の中だし、「罠」も待ち構えているかも知れません。
こうしたことは、控えめながらも、先の番組の紹介や感想にも織り込んだつもりです。
しかし、がん治療ワクチンの中には、まだ研究段階ではあっても、手ごたえが感じられるものもいくつかあります。
海外の例を引くと、前立腺がんではプロベンジに続いて新たなワクチンの登場もそう遠くないだろうと言われています。
国内における研究も、期待しうるものに対しては、前向きに見守りたいというのが私の基本的な考え方です。
しかし、治験のシステムに詳しいAさん(患者)やBさん(医療者)からは、このたびの番組そのものに対し、
かなり否定的な意見も出されています。
その根底にあるのは、私の危惧とも共通していると思うのですが、私がこの番組の姿勢について、
そうした危惧への配慮を所々に感じて、ほっと安心したのに対し、この番組に否定的な方々は、
がんワクチンに対してこのように「光」を当てること自体が患者の誤解を招くことに繋がるし、
治験のマニュアルや倫理に照らしても疑問を感じる部分が多々あるということでした。
また、私が気付かなかった部分に対しても、より専門的な観点から異議を唱えておられて、
各論の枠を超え、番組そのものの姿勢に疑問を呈するような鋭いつっこみもありました。
意識している問題点は、私もさほど大きく変わらないと思うのですが、
番組の構成が危惧したほどでもなかったので、ここは割り切って”良かった”と言ったのに対し、
まだまだ多くの危惧があり、”良かった”どころか”とんでもない”という評価も出て来て、
一見、両極端の番組感想になってしまいました。

いずれにせよ、こうした方々から出たいくつかの指摘は
「がんワクチン」の抱える問題点を認識していただく上でも重要だと思いますので、
以下に、それらを紹介させていただくことにしました。
表現は適宜私が要約したものですから、ニュアンスには多少の違いがあるかもしれません。

・がんワクチンの評価が定まらない時点で、こういう報道をするということは、
 タイミング的に問題はないのか。

・がんワクチンの効果を強調したり、過度に期待を煽るような内容は、
 利益相反、報道倫理的観点から見て問題はないのか。

・免疫療法を商売としている○○クリニックへの注意喚起情報がなかったのは残念。

・がんワクチンを全てひとまとめに論じるのはおかしい。ワクチン名称と抗原種別の説明も必要では。

・番組に出ていた医師の治験患者に対するコメントは、インフォームドコンセントと捉えた場合
 薬事法上の倫理規定に触れていないか。

・がんワクチンの好事例としてあげられていたのは単なるケースリポートにすぎない。

・すい臓がんワクチンの治験失敗についても軽く触れただけで終わってしまった。

・がんワクチンにも副作用はある。
 

NHKスペシャル「がんワクチン」を見て

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年11月19日(月)00時55分35秒
返信・引用
  先に紹介をさせていただいたNHKのTV番組「がんワクチン」ですが、
なかなか見ごたえのある良い番組に仕上がっていましたね。
「センセーショナルな伝え方では誤解を生む部分もあるんじゃないか」あるいは
「エビデンスに乏しい免疫療法を商売にしているクリニックに、有利に働いてしまわないか」など、
心配していたこともいくつかあったのですが、
ペプチドワクチンの作用機序の解説や「がんワクチン」の開発の現状の紹介などと共に、
今はまだこの治療法が研究段階にあることや、第1相から第3相まである治験システムの解説などもなされており、
随所にこのような「心配」への配慮も感じられて、なかなか好感が持てた番組でした。

「がんワクチン」が実用化されるまでには「早くても4年」というコメントもありましたが、
我々患者としては「がんワクチン」の今後の動向を注視しつつ、期待を込めつつも焦らず見守りたいと思いました。
ただ、こうした治療をなんとか早くと思っておられる患者さんも少なからずおられるはずで、
こうした患者さんが、”藁をもつかんで溺れてしまう”という悲劇を繰り返さないためにも、
治験情報のより良い提供方法をもっと真剣に考えるべきだと思いました。
「がんワクチン」に限った話ではありませんが、我国では治験の情報がほとんど患者に伝わってきませんし、
検索にもかなりの苦労を要し、それでも求める治験が見つからないことが多いので、
我国では、まだ治験そのものがかなり少ないのではないでしょうか。(諸外国との比較は不明、感触です)
「標準治療」から「横」にそれる治療法は話になりませんが、もし「前」にそれていると確信できるなら、
自己責任で「治験」にトライするのも一つの選択肢だと思います。
もちろんそのメリット、可能性、リスクを十分検討してからの話となるのは言うまでもありません。
 

がんワクチン関連番組の紹介その他

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年11月12日(月)21時01分51秒
返信・引用 編集済
  2012年11月18日(日)午後9時00分~9時49分 NHKスペシャル
「がんワクチン」~"夢の治療薬"への格闘~
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/1118/index.html

前立腺がんに関する話ではないと思いますが、興味深いですね。

免疫療法にはワクチン以外にもいくつかの種類がありますが、基本的にはまだ研究段階のもの。
藁をも掴む思いで免疫療法を売りにしているクリニックに飛び込む患者さんもおられるようですが、
クリニックで説明してくれる自施設の治療成績というものは、客観性が乏しくエビデンスレベルとしては極めて低いものです。
「名誉教授」の推薦やコメントなんていうのも、エビデンスレベルは最下位で、要するに素人だましですね。
未だ研究段階の治療が、こうして堂々と「高額商品」として出回っている現状もどうかと思うのですが、
世界的傾向として見ると、免疫の研究とそれに基づくがんワクチンんの製造開発競争に拍車がかかっているのも事実のようです。
前立腺がんでも、アメリカではすでにプロベンジ(シプリューセル-T)が実用化されており、
PSAを標的とし牛痘と鶏痘の水疱瘡ウイルスを用いて作られたプロストバックの承認もそう遠い日ではないと思われます。

我国で、近年、しだいにその評価を高めつつあるのは、ペプチドワクチン療法です。
先月横浜で行われた第50回日本癌治療学会学術集会では、近畿大学泌尿器科の植村天受教授によって、
概ね次のような発表がありました。

「去勢抵抗性前立腺癌患者(CRPC)に対する「ペプチドワクチンと低用量デキサメタゾン併用療法」は、「デキサメタゾン単独療法群」と比較してPSA failureまでの期間を有意に延長することが、フェーズ2、前向きランダム化比較試験の中間解析で明らかになった。」
<がんナビ>
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/sp/jsco2012/201211/527475.html&cnavi=1
発表の詳細は残念ながら勉強不足で理解できませんが、教授は次のように締めくくっておられます。

去勢抵抗性前立腺癌患者(CRPC)に対する「デキサメタゾン併用ペプチドワクチン療法」は
安全かつQOLを損なわない治療法であり、化学療法未治療のCRPC患者において有効と思われ、
今後、第3相試験を実施する必要がある。
 

Movember月間

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年11月 1日(木)14時11分35秒
返信・引用
  11月はMovember月間ですが、これはあまり知られておりません。
一言で言えば、ひげを伸ばすことにより前立腺がん、精巣腫瘍などの男性の健康問題を啓発する催しです。

■Movemberとは?
前立腺がんや精巣がん、陰茎がんといった男性特有のがんや男性の高い自殺率に影響を及ぼすうつ病など、
男性の健康についての意識啓発と研究推進のために、11月の1ヵ月間、口髭を生やし続けるという、
オーストラリア生まれのユニークな市民運動です。
口髭=MoustacheのMoと11月=Novemberをかけあわせて「Movember」と呼ばれています。

このたび外資系企業で働く在日外国人の若者たちが結成したFriends Holding Hands(FHH)というチャリティ団体が、
日本で初の本格的なMovemberイベントを主催することになりました。

■「Moブラザー」や「Moシスター」になる
この活動に賛同する男性(Moブラザー)は、11月1日から口髭を生やし始めます。

【ステップ1】Moブラザーはまず、ひげをきれいに剃った顔を写真に撮ってFHHのFacebookイベントページに投稿します。
http://www.facebook.com/events/292517134190598/

【ステップ2】それからJustGiving(http://justgiving.jp/npo/781)のページでMovemberチャレンジを作成して、お友達に宣伝します。

【ステップ3】そしてMovember(11月)の1ヵ月間、その口髭の様子を随時Facebookにアップしながら、髭を生やし続け、
12月2日の打ち上げパーティに口髭で参加します。

【狙い】Moブラザーはこの1ヵ月の間に必ず周囲の人に「その口髭、どうしたの?」と聞かれるはず。
そこでMovemberの説明をして、男性の健康問題について考えるきっかけにし、ひいては男性特有の病気の
患者さんの支援やそれにつながる研究のための資金調達もこの活動の狙いです。

*ジャストギビング・ジャパン(http://justgiving.jp/npo/781 )を通じて寄付をして、彼らを応援できます。

*ジャストギビングを通した寄付は、NPO法人健康と病いの語りディペックス・ジャパン(http://www.dipex-j.org/ )と、
キャンペーンの生みの親のMovember&Sons (http://ex.movember.com/  )に50%ずつ贈られます。
ディペックス・ジャパンでは、それを「前立腺がんの語り」ウェブページの情報更新の経費に充てさせていただきます。

■Movemberを締めくくる打ち上げパーティ
※コンラッド東京のご協力を得て、互いの口髭と健康を称えあう、打ち上げパーティを開催します。
日時:2012年12月2日19時30分~
場所:コンラッド東京 バー&ラウンジ トゥウェンティエイト
   港区東新橋1-9-1 http://www.conradtokyo.co.jp/access/
エントリー料:2,000円(生演奏あり・口髭のある人なら1ドリンク1,000円均一)
ドレス・コード:口髭でお洒落に(つけ髭もOK!)
参加申込先:joe.pournovin@friendsholdinghands.org

■主催者のFriends Holding Handsについて http://www.facebook.com/FriendsHoldingHands
東日本大震災をきっかけに、外資系企業で働く在日外国人の若者たちが中心となって結成した人道支援のためのグループで、これまでに被災地支援、乳がん啓発、途上国での図書室設立などを目的とした募金活動を行なっています。お問い合わせはjoe.pournovin@friendsholdinghands.org
 

デガレリクス(ゴナックス)発売開始

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年10月24日(水)02時06分47秒
返信・引用
  テストステロンの産生を抑制する前立腺がんの治療薬デガレリクス(ゴナックス=GnRHアンタゴニスト)が、昨日(10/23)より発売開始となりました。我国では本年6月末に世界で60番目に承認された皮下注射薬です。(FDA承認は2008年12月)
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/201210/527349.html&cnavi=1
これまでは、前立腺がんのホルモン療法(アンドロゲン遮断療法)と言えば、ほとんどの場合LH-RHアゴニスト(リュープリンやゾラデックス)が、単独もしくはビカルタミド(カソデックス)等との併用で用いられてきましたが、デガレリクスは、LH-RHアゴニストに比べ、PFS(無増悪生存期間)で優位性を示したことや、要注意とされてきたフレアアップ現象(一時的なテストステロンの上昇)もなく取扱がより単純になるので、ホルモン療法のファーストラインとしてLH-RHアゴニストに置き換わる時期もそう遠くではなさそうです。
LH-RHアゴニストに対して耐性が生じた場合、セカンドラインとしてデガレリクスが有効かどうかは、現時点で情報がありません。(私見としては難しそうに思っています)

参考:アゴニスト=類似薬、アンタゴニスト=拮抗薬
 

9/23「前立腺がんセミナー」のビデオ

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年10月19日(金)12時36分17秒
返信・引用
  9月23日に大阪ブリーゼプラザ小ホールで行われた「もっと知ってほしい前立腺がんのことin大阪」の
模様がビデオで公開されました。
http://www.cancerchannel.jp/posts/category/video/video-category/prostate-cancer

私が話をさせていただいているのは、次の2本です。

・「前立腺がん治療を受けて気付いたこと」(22分)
  http://www.cancerchannel.jp/posts/2012-09-23/17274.html

・「Q&Aトークセッション」(34分)
  http://www.cancerchannel.jp/posts/2012-09-23/17279.html

ご覧になっていただいてご意見をいただければ幸いです。
文字や画像には実際には動きがあったのですが、元データを使って見やすくしているからでしょうか、
アニメ的な動きは全て消えているようです。
 

癌治療学会

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年10月18日(木)18時48分37秒
返信・引用
  来週、10月25日より27日までの3日間、日本癌治療学会学術集会が開催されます。
癌治療学会のHPによれば、前立腺がんに関する今年の発表は概ね次のような内容になっています。
他にポスター展示による演題は沢山あります(ざっと100以上)が、これは省略させていただきます。

【シンポジウム04 泌尿器がん治療の過去と未来】

S04-1 前立腺がん治療の過去と未来:外科的療法、ホルモン療法を中心に
千葉大院医泌尿器科 市川 智彦

S04-2 前立腺癌に対する放射線治療
群馬大院泌尿器科 鈴木 和浩

【症例検討パネルディスカッション04】
CPD04 ハイリスク前立腺癌の治療戦略
 横浜市大院泌尿器科 上村 博司
 国立がん研究セ中央病泌尿器・後腹膜腫瘍科 藤元 博行
 大阪府立成人病セ泌尿器科 西村 和郎

【教育セッション07 前立腺がん】

ESS07-1 前立腺癌の内分泌療法・薬物療法
秋田大院腎泌尿器科学 羽渕 友則

ESS07-2 前立腺がん:~限局性前立腺癌の治療~
宮崎大医外科学講座泌尿器科学 賀本 敏行

【支援研究成果発表会】

高リスク前立腺癌に対する高線量率組織内照射外照射併用放射線療法
慈恵医大泌尿器科 山本 順啓

【一般演題(口演)44 】泌尿器3

OS44-1 去勢抵抗性前立腺癌に対するドセタキセル療法での循環腫瘍細胞のFISH解析
杏林大泌尿器科 桶川 隆嗣

OS44-2 去勢抵抗性再燃前立腺癌に対するペプチドワクチン療法 -第2相前向きランダム化試験-
近畿大 植村 天受

OS44-3 高齢者去勢抵抗性前立腺癌を対象とした国際老年腫瘍学会治療指針導入に関する検討
京都府立医科大 鴨井 和実

OS44-4 前立腺癌骨転移症例に対してゾレドロン酸をいつから開始すべきか
金沢大 上野 悟

OS44-5 恥骨後式およびロボット支援前立腺全摘除術における神経血管束処理の客観的評価
神戸大院腎泌尿器科 三宅 秀明

OS44-6 前立腺癌骨転移M1b症例における生存予測ノモグラムの作成
横浜市立大市民総合医療セ泌尿器腎移植科 三好 康秀
 

がん診療連携拠点病院の前立腺がん対応について

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年10月16日(火)18時12分35秒
返信・引用
  各都道府県には概ね2次医療圏毎にがん診療連携拠点病院が定められていますが、
前立腺がんの治療にはどのように対応してくれているのか。
かなり大雑把ではありますが「がん情報サービス」のこのページから、次のような情報を知ることが出来ます。
http://hospdb.ganjoho.jp/kyotendb.nsf/fGanKensakuIchiran?OpenForm&g=zenritsu

・腹腔鏡手術に対応しているか
・小切開手術に対応しているか
・IMRTに対応しているか
・小線源療法に対応しているか

また、詳細情報からは、泌尿器科医数、放射線治療医数などもわかります。
以上、ご参考まで。
 

「前立腺がんガイドブック」の追記・修正

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年10月16日(火)18時11分46秒
返信・引用
  ここしばらく手を加えていなかった「前立腺がんガイドブック」ですが、以下の数点を追記・修正しました。
http://pros-can.net/01/01-1.html

1)治療法早見表でブラキセラピー(小線源療法)のハイリスク欄が空欄のまま(適応なし)でしたが、
 外部照射との併用(±短期ホルモン療法)で「適応あり」に変更訂正。
 ブラキセラピーの解説では「中・高リスク」にも外部照射との併用で「適応あり」と書いていたのですが、
 早見表にはそれが反映できていませんでした。m(__)m
http://pros-can.net/01/01-3.html#100

2)「今後期待される薬」の欄に、デガレリクス(ゴナックス)について以下のことを補記。
 「日本でも2012年6月末に承認された。 世界ではすでに69カ国(2012年6月現在)で用いられている。」
http://pros-can.net/01/01-4.html#206

3)「今後期待される薬」の欄に、Prostvac(プロストバック)を追記。
「PSAを標的とし、牛痘と鶏痘の水疱瘡ウイルスを用いて作られたワクチンで、
少ない副作用で生存期間中央値を8.5カ月延長させることがフェーズ2試験で判明し、期待が高まっている。
現在、世界20カ国以上の約300施設が参加するランダム化フェーズ3試験が進行中。
FDA(米国食品医薬品局)によるファストトラック指定(優先審査対象指定)を受けている。」
http://pros-can.net/01/01-4.html#206
 

エンザルタミドは骨関連事象と疼痛増悪のリスクを低下させる

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年10月 3日(水)13時57分44秒
返信・引用
  第37回欧州臨床腫瘍学会(ESMO2012)での発表によると、去勢抵抗性前立腺癌患者を対象としたフェーズ3試験で、
エンザルタミド(Xtandi:米国では発売済)は全生存期間を延長する以外に、骨関連事象と疼痛増悪のリスクも
低下させることが確認されたとのこと。
次々もたらされる情報がほとんど良いことずくめなので、基本的に慎重な私(ひげの父さん)も
かなり期待が膨らんできました。日本での早期承認が待ち遠しいですね。

詳しくは、こちらのブログ「前立腺がん:MENO」をご覧ください。
http://higepapa.blogspot.jp/2012/10/blog-post.html
 

生検前の画像診断(米国)

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年 9月27日(木)13時09分22秒
返信・引用
  針生検の時、日本ではエコー(超音波)を見ながら、このあたりと半ば適当に検討をつけて針を刺すだけですが、
さすが米国は進んでいますね。
MRI(3テスラ)とPET情報を融合し、がんの位置や悪性度まで予測しながら、
その情報を生検前にエコーに送って、リアルタイムで観察しながら、狙った位置に針を刺すことができるということです。
判りやすい動画(日本語字幕付き)がコレ。
http://www.cancerit.jp/1079.html

PSAが高く、強く前立腺がんが疑われる人でも、生検でなかなかがんが見つからないケースがありますが、
そういう人にもこの方法は有用ではないでしょうか
 

Xtandi(エンザルタミド)・・・開発コード:MDV3100

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年 9月27日(木)13時07分11秒
返信・引用
  アステラス製薬は、FDA(米食品医薬品局)から承認を取得した抗がん剤
「エンザルタミド」を、2012年9月14日から米国で発売したと発表した。
これまでは開発コード「MDV3100」と呼ばれていましたが、
今後は米国での商品名Xtandiもしくは一般名エンザルタミドという名前で呼ばれますのでご注意ください。
転移または再発性の去勢抵抗性前立腺がん患者、言いかえればドセタキセルによる化学療法施行歴を有する
前立腺がん患者を対象に承認された治療薬です。
Xtandi(エンザルタミド)は、テストステロンのアンドロゲン(男性ホルモン)受容体への結合を阻害、
アンドロゲン受容体が前立腺癌細胞の核へ移行するのを阻害し、受容体がDNAへ結合することを阻害して
アンドロゲン受容体の発現量が上昇している時でもがん細胞死を誘導することで効果を発現する分子標的薬。
 

9/23 前立腺がんセミナー

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年 9月18日(火)23時33分3秒
返信・引用
  先にお知らせした9/23のセミナー「もっと知ってほしい前立腺がんのこと」の内容が少し変更になっています。
主な変更点は、セミナーの前半を三木先生に代わり、沖原先生が担当されるようになったこと。
以下、セミナーの概要です。

・総合司会:井本 里士 (株式会社毎日放送 報道局 VOICE編集長)
・13:30-13:35「開会挨拶」 柳澤 昭浩 (NPO法人キャンサーネットジャパン事務局長)
・13:35-14:05「前立腺がんの予防・検診・診断」
   沖原 宏治(京都府立医科大学附属病院 泌尿器科)
・14:05-14:15「前立腺がんの予防・検診・診断 Q&A 」
   回答:沖原 宏治(司会:井本 里士)
・14:15-15:00「前立腺がんの治療」
   三木 恒治(京都府立医科大学附属病院病院長 同大学院医学研究科泌尿器外科学教室 教授)
・15:00-15:15「前立腺がん治療を受けて気づいたこと」
   武内 務(NPO法人キャンサーネットジャパン認定 がん情報ナビゲーター)
・15:15-15:50 もっと知ってほしい前立腺がんのこと
   回答者:沖原 宏治・三木 恒治・武内 務(司会:井本 里士)
・15:50-16:00「閉会挨拶」 柳澤 昭浩

お申し込み、詳細等はこちらのサイトをご覧ください。
 http://www.cancernet.jp/5943
 

ランマーク注意喚起情報

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年 9月12日(水)16時16分58秒
返信・引用
  骨転移のある患者さんは特にご注目ください!!!
厚生労働省からデノスマブ(ランマーク皮下注120mg)に関する注意喚起情報(2012/9/11)が出されました。

”骨病変治療薬「ランマーク」投与患者での重篤な低カルシウム血症に関する注意喚起について”
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002jjwe.html

○ 「ランマーク」【別添1】は、多発性骨髄腫による骨病変及び骨転移を有する固形癌の骨病変の進展を抑える薬剤で、破骨細胞の活性化を抑制することで、骨からカルシウムが溶け出すことを抑制する作用があり、低カルシウム血症を起こすおそれがあることが知られている。

○ 7月10日に、「使用上の注意」を改訂し、重篤な低カルシウム血症が発現することについて注意喚起を行ってきたが、その後、関連性の否定できない低カルシウム血症による死亡例が2例、厚生労働省に報告されている。

○ 患者の安全確保のため、
 1. 投与前及び投与後頻回に血清カルシウムを測定すること。
 2. 充分量のカルシウム及びビタミンDを合わせて服用すること。
 3. 重度の腎機能障害者では、低カルシウム血症を起こすおそれが高いため、本剤を慎重に投与すること。
 4. 低カルシウム血症が認められた場合には、速やかに適切な処置を行うことが重要。

○ また、本剤投与中の患者にあっては、高カルシウム血症の場合を除き、医師の指示に従ってカルシウム及びビタミンDを合わせて服用し、手足のふるえ、しびれ等の症状がある場合には直ちに医師に連絡することが重要である。

○ このため、【別添2】のとおり、「使用上の注意」の改訂を行うとともに、医薬関係者等に対して、
 【別添3】により、速やかに情報提供するよう、製造販売業者に対して指示した。

 ・ 別添1(PDF:185KB)http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002jjwe-att/2r9852000002jjxv.pdf
 ・ 別添2(PDF:81KB)http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002jjwe-att/2r9852000002jkti.pdf
 ・ 別添3(PDF:1,093KB)http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002jjwe-att/2r9852000002jktw.pdf

”デノスマブの副作用(低カルシウム血症)に注意”(5/30)でも、米国における死亡例をお伝えしていましたが、結局、日本でも同様の事例が見つかるに到り、改めて「安全性速報」(という名の危険情報)が出されるに至りました。

(以下、5/30書き込みの再掲です)
2011年暮れに承認された骨転移による骨病変に対する治療薬デノスマブ(ランマーク皮下注120mg)が、
2012年4月から実際に使用できるようになりました。
骨関連事象の発現を遅らせる効果は、ゾメタよりデノスマブのほうが優れている(NCI Cancer Bulletin2010年11月30日)とも言われていますが、注意を要する副作用情報が入ってきました。
米国では重篤な症候性の低カルシウム血症(症状を伴う血中カルシウムの低下)による死亡例が報告されており、
昨日、第一三共のHPにも、低カルシウム血症に対し注意を喚起する製品情報が掲載されました。
http://www.daiichisankyo.co.jp/corporate/pdf/20120529.pdf
手足のふるえ、筋肉の脱力感、けいれん、しびれ などの症状が出たら要注意とか。
いずれにせよ新しい機序の分子標的薬ですから、効能の裏にどんな副作用が隠れているかも知れません。
治療を受けていて少しでも異変を感じたら、すぐに主治医に訴えるほうが無難ではないでしょうか。
 

「前立腺がんの語り」

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年 9月 5日(水)01時27分3秒
返信・引用
  Dipex-Japanの前立腺がんの語りウェブページが完成し、新しいトピックがだいぶ追加されました。
この4月以降追加されたものを紹介しておきますので、興味のあるトピックが目についたら、是非一度ご覧ください。

・病院・医師の選択 http://www.dipex-j.org/pc_topic/a/1727.html

・術後の排尿トラブルとケア http://www.dipex-j.org/pc_topic/b/2437.html

・手術と性機能障害 http://www.dipex-j.org/pc_topic/b/2554.html

・リンパ浮腫 http://www.dipex-j.org/pc_topic/b/2568.html

・治療経過にともなうPSA値の変化 http://www.dipex-j.org/pc_topic/c/2408.html

・前立腺がんの進行と治療 http://www.dipex-j.org/pc_topic/c/2386.html

・家族の思い、家族への思い http://www.dipex-j.org/pc_topic/d/2577.html

・生きること、命への思い http://www.dipex-j.org/pc_topic/d/2578.html
 

MDV3100(エンザルタミド) FDAが承認

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年 9月 4日(火)23時33分32秒
返信・引用
  2012年9月3日、アステラス製薬は、米国メディベーション社と共同で開発を進めているエンザルタミド(enzalutamide, 開発コード:MDV3100, 米国商品名:XTANDI)について、ドセタキセルによる化学療法施行歴を有する転移性去勢抵抗性前立腺がんの効能・効果で、米国食品医薬品局(FDA)より承認を取得したと発表した。
エンザルタミドは、テストステロンがアンドロゲン受容体に結合するのを阻害するアンタゴニストとしての作用のほか、アンドロゲン受容体の核内移行とDNA結合、活性化補助因子の動員を抑制する。

日本では、化学療法前の転移性去勢抵抗性前立腺がん患者を対象にした第3相試験のほか、化学療法後の患者を対象にした第1・2相試験が進行中。

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/201209/526586.html&cnavi=1
 

前立腺がんセミナーのお知らせ

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年 8月25日(土)01時20分54秒
返信・引用
  今秋、大阪にて前立腺がんセミナーが次の要領で開催されます。

・「もっと知ってほしい『前立腺がん』のこと」
・9月23日(日) 13:30~16:00
・ブリーゼプラザ小ホール

チラシ(PDF)のダウンロードはこちらから。http://hige103.main.jp/temp/120923.pdf

予防・検診・治療について、京都府立医大の三木先生が講演をされたあとで、
私(ひげの父さん)が「前立腺がん治療を受けて気づいたこと」を少しお話させていただきます。
チラシの印刷はまだ出来上がっていないようですから、これが一番早いお知らせかも。


http://pros-can.net/

 

「前立腺がん患者の語り」アンケート結果

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年 8月13日(月)11時48分27秒
返信・引用
  以前、Dipex-Japanのサイト「健康と病いの語り」の中の「前立腺がん患者の語り」に関するアンケートで、
皆さまのご協力を頂戴したことがあります。
(このサイトにはこちらからもアクセスできます http://pros-can.net/02/frame2.html
このアンケートを、直接担当されたのは、京都大学大学院の細川さんですが、
この掲示板のみならず、スマッシュさんやottchさんの掲示板でも、アンケート募集のお知らせやご協力を頂戴し、
前立腺がん体験者、計60人のアンケートが集まりました。
そしてこのたび、その集計結果をHPにアップしたという報告が届きました。

アンケートで判ったことは、多くの方がこのサイトを、
「参考になる」「励まされる」「おなじ病気の体験者のお話は支えになる」と感じられておられること。
詳しい結果はDipex-Japanの「健康と病いの語り」のHP上に掲載しており、(乳がんと前立腺がんの両方を掲載)
以下のリンクから見ることができます。
http://www.dipex-j.org/pdf/20120401taikensha.pdf

上記以外にも、がん相談センターの相談員を対象に、「乳がんの語り」「前立腺がんの語り」サイトの感想を尋ねるアンケートをいたしました。
その結果はこちらから見ることができます。
http://www.dipex-j.org/common/2647.html

ぜひ一度、その結果をごらんください。
アンケートにご協力いただいた皆さま、その節はほんとうにありがとうございました。
http://pros-can.net/

http://pros-can.net/

 

臨床腫瘍学会

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年 7月29日(日)23時01分51秒
返信・引用
  内科系の学会ということもあり、前立腺がんに関する発表は次の2題ぐらいしかありませんでした。

■去勢抵抗性前立腺がんに対するペプチドワクチン療法の臨床的役割(近畿大学 南高文先生)

ペプチドワクチンのメカニズムの説明もありましたが、良く理解できぬまま、
あれよあれよと言う間に終わってしまい、詳しくご報告できるような内容はほとんどないのですが、
ペプチドワクチン+デキサメサゾン療法をデキサメサゾン単独療法と比較したところ、
全生存率でも良い結果がでているようです。
近大以外にも慈恵医大、久留米大、国立がん研究センター中央病院などの名前も上がっていたので、
数ある免疫療法の中でも、ペプチドワクチン療法が学術的に見て、最もまともに研究されている
治療法であることは間違いなさそうです。
FDAで承認済みのプロベンジにも触れられていましたが、我国ではプロベンジの評価はいまいちの様です。
値段が高すぎることもありますが、効果そのものにも疑問を感じる専門医が多いと感じました。

■泌尿器科がん薬物療法のトピック(近畿大学 野沢昌弘先生)

薬物療法のトピックと言っても、前立腺がんだけではなく、腎がんなど他のがん種と並んで取り上げられたので、
説明はかなり駆け足。
また「(プロ向けの)教育講座」であったため、話の中身はさほど新しいとは感じませんでした。
薬品名は説明があった順に並べてみます。
(FDAが承認済の薬)
・デガレリクス:Gn-RHアンタゴニスト。フレアアップ現象を来たさない。
・デノスマブ(ランマーク):我国でも今年承認された。骨関連事象(合併症)の出現を遅らせる効果は
             ゾレドロン酸(ゾメタ)より優れている
(展示場にはこのブースも設けられており、聞きたいこともあったが、患者との接触は禁止されている。)
・カバジタキセル:新しいタキサン系抗癌剤。転移性去勢抵抗性前立腺癌の全生存率を延長。
・アビラテロン:去勢抵抗性転移性前立腺がんを対象。「CYP17」を選択的に阻害し、精巣や副腎でのテストステロンの産生を抑える。

(FDAの承認が近い薬)
・TAK-700:去勢抵抗性前立腺がんを対象。
      精巣と副腎の両方に由来する男性ホルモンであるアンドロゲンの生成を抑制する経口剤
・MDV3100:ドセタキセル抵抗性の去勢抵抗性前立腺がんの全生存期間を延長
・ラジウム223(アルファラディン) 骨関連事象の発現を遅らせ、全生存期間を延長

http://pros-can.net/

 

GS≦6 & PSA<10 なら画像検査はすべきでない!

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年 7月12日(木)01時06分25秒
返信・引用 編集済
  米国臨床腫瘍学会(ASCO)は、臨床的裏付けのない一般的な検査や治療を制限し、がん診療の質を
向上させる5つのレビューを発表した。(Choosing Wisely® campaign「賢い選択を」キャンペーン)
http://www.cancerit.jp/16935.html

そのNO.3が前立腺がんに関するもので、次の通り。(1、2、4、5は省略)

3) 転移のリスクが低い前立腺がんでは、高度画像技術(PET検査、CT検査、骨シンチ検査)を
  がんの転移判定に使用しないこと。

ASCOは、以下の患者の病期判定にこれらの画像検査を使用しないよう勧告している。
・低グレードの前立腺癌(グリソンスコアが6以下)でPSA値が10未満の場合。

これらの患者の癌の転移の可能性は極めて少なく、転移を検出するために高度画像技術を使用しても、
その効果は少なく、むしろ、これらの検査は、誤診や偽陽性のリスクを増加させることが分かっており、
必要のない侵襲的な処置や治療を受けることになり、最終的にはQOLを低下させ、さらには寿命を縮める
ことにもなりかねない。

生検でがんが見つかれば、とりあえず画像検査もするというのが、日本の現状ではないかと思うのですが、
GSが6以下で、かつPSAが10未満なら、画像検査はすべきでない!というのがASCOの新しい見解です。

http://pros-can.net/

 

患者向けガイドライン

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年 7月 6日(金)22時29分58秒
返信・引用 編集済
  先月末に熊本で乳癌学会学術総会が開かれましたが、自主的に参加した患者さんが、知人だけでも数名おられたので、
かなりの患者さんが参加されたようです。
泌尿器科学会総会は4月に横浜で行われたのですが、私もその気になって参加費を確認したところ、なんと40000円。
そもそも患者の参加は考慮されていないため、非会員枠となってしまうためで、交通費、宿泊費と考えると、
恐ろしくなり諦めました。

ところで、その乳癌学会では「患者さんのための乳がん診療ガイドライン2012年版」が売り出されていたようで、
買って帰った人も多かったようです。
一般販売はまだ少し先きですから、これは先行販売ですね。
「患者さんのための乳がん診療ガイドライン」を検索してみるとヒットするのはほとんど2009年版ですが、
それを使っておられる患者さんは、けっこうおられるようで、関連記事がたくさん見つかります。

前立腺がんでも次は患者用という話も出ていますで、大いに期待したいところですが、前立腺がん患者の活動は、
乳がんに比べれば、無きに等しいぐらいですから、これをどれだけの患者が読むのかちょっと想像もつきません。
しかし、潜在的需要はかなりあると思います。
国立がん研究センターの「がん情報サービス」は、患者向けの解説としては「権威」があると思われていますが、
前立腺がんに限って言えば、明らかに情報の出し惜しみで、概要は知ることができても、
「自己決定」を目指す患者には明らかに物足りない代物ですから。

乳がんの患者向けガイドラインでは、これとは別に「乳房温存療法ガイドライン」もあります。
また、乳がん以外でも、大腸がん、胃がんなどでは患者用のガイドラインが整備されています。
前立腺がんの患者向ガイドラインも、早く下の写真に並べられると良いのですが・・・

http://pros-can.net/

 

Dipex-Japan シンポジウムのお知らせ

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年 7月 4日(水)00時06分14秒
返信・引用
  「前立腺がん患者の語り」をウェブにアップしているDipex-Japanが主催するシンポジウムです。
(Dipex-Japanのサイトはこちら: http://www.dipex-j.org/ )
・7月21日(土)
・浜離宮朝日ホール(小ホール)にて
国立がんセンター名誉総長の垣添先生の講演「がんと人間と社会」の他、
前立腺がんの語りウェブページの完成報告や前立腺がん患者(2名)のお話もあります。


http://pros-can.net/

 

番組のお知らせ

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年 6月28日(木)12時28分27秒
返信・引用
  NHKスペシャル「日本のがん医療を問う」
2012年6月30日(土)
午後7時30分~8時43分
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0630/index.html

http://pros-can.net/

 

緩和医療学会

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年 6月28日(木)12時27分14秒
返信・引用
  6月22日(金)、23日(土)の両日、緩和医療学会に参加してきました。

緩和ケアというと、疼痛治療あるいは末期医療というイメージが強いのですが、実はそうではありません。
疼痛ケア以外に、病によって生じる精神的な痛みや社会的な痛みのケアもこれも含まれます。
今年度のがん対策基本計画の見直しでは、
”緩和ケアは全人的なケアであり、がんと診断された時から、がん治療と並行して行われるべきもの”
という見解が、はっきり厚労省より示されました。

23日に行われた市民公開講座の主題は「口から食べられなくなったらどうしますか?」
より具体的に言えば「胃ろうをどう考えるか」ということですね。
胃ろうとは、口から食べる代わりに、お腹に、胃を貫通する穴をあけて、
直接、流動食や水分、時には薬剤を補給をするものです。
講演が3題ありましたが、私が一番興味を惹かれたのは、
鳥取県で「野の花診療所」を開いておられる徳永 進先生の話でした。
千人を超える患者を看取ることにより到達した境地だと思いますが、
ひょうひょうとして気取らずに・・・
「世の中には次々と生れては死んでいく沢山の命がある。命は皆大切だが、己の命のみに固執してはいけない。」
誤解を恐れずこれだけのことを真剣に言ってくれるドクターはなかなか居ないと思いました。

こんな本も書いておられます。
http://www.amazon.co.jp/%E6%AD%BB%E3%81%AE%E6%96%87%E5%8C%96%E3%82%92%E8%B1%8A%E3%81%8B%E3%81%AB-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%BE%B3%E6%B0%B8-%E9%80%B2/dp/4480427139/ref=pd_sim_b_5
谷川俊太郎評:「こんな医者がそばにいてくれたら、笑いながら死ねるだろう」

医師は、まず患者を「生かす」ことを考えますが、患者は「どう生きるか」を考えるのではないでしょうか。
「どう生きるか」ということと、「どう死ぬか」ということは、表裏一体。
じゃあどうしたいのかと問われても、まだ具体的な答えを持ち合わせてはいないのですが、
これら二つは車の両輪と考えて、今後も等距離で付き合いながら、思考を深めていきたいと思っています。

http://pros-can.net/

 

「前立腺がん診療ガイドライン2012」に思う(3)

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年 6月13日(水)16時12分31秒
返信・引用
  「前立腺がん診療ガイドライン2012」に思う(3)を、こちらに掲載しています。
http://pros-can.blogspot.jp/2012/06/20123.html

http://pros-can.net/

 

アルファラディンは全生存期間を延長

 投稿者:ひげの父さん  投稿日:2012年 6月 9日(土)15時34分16秒
返信・引用 編集済
  詳細は「がんナビ」参照、以下要約。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/sp/asco2012/201206/525286.html&cnavi=1

骨転移を有する去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)に対するラジウム-223(アルファラディン)投与は、
有意に全生存期間(OS)を延長することが、フェーズ3臨床試験で確認された。

アルファラディンは、骨転移を有する癌患者の治療目的としたアルファ線放射性医薬品で、
カルシウムのように骨に取り込まれ、骨転移巣を攻撃する。

対象は複数の骨転移巣を有する(他臓器転移はない)去勢抵抗性前立腺がん患者、計921例。平均年齢70歳。
アルファラディン投与群対プラセボ(非投与)群の比を2:1に振り分けた。

【結果】
・全生存期間中央値:プラセボ=11.3カ月、アルファラディン:14.9カ月
 となり、全生存期間を有意に延長している。
・ドセタキセル投与歴があるグループや、ビスホスホネート製剤使用中のグループでも、ほぼ同様の結果。
・ALPが低い(220未満)グループでは全生存期間に有意差は見られなかったが、
 高い(220以上)グループでは、有意差(3.3カ月延長)が見られた。
・骨関連事象(SRE)の発症までの期間も、プラセボ=6.7カ月に対し、アルファラディン12.2カ月と有意に延長していた。
・安全性と忍容性についても特に問題はなし。

米国臨床腫瘍学会(ASCO2012)でRoyal Marsden HospitalのChris Parker氏が発表しましたが、
同氏は先に、2011/9/23 EMCC(ストックホルム)でも、同様の内容を報告していました。

http://pros-can.net/

 

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